金沢にはステキな散歩道が多い。

ひがし茶屋街の脇道
それはなにも町中だけではない。
そのひとつが、大野だ。
昨年(2018年)金沢市観光協会主催の
「港町探訪~大野こまちなみ散策と蔵めぐり」
という団体ツアーに参加し、初めて訪れた。
55歳(当時)の男性がひとりで団体ツアーに参加しておもしろいのか?
それはさておき、さっそく出発!
2018年1月28日(日)、曇り。
さいわい雪が降っていない。
(この年は、数十年に一度の豪雪だった。)
大野は、金沢の北、金沢港のそばにある小さな港町。
金沢駅からはバスで行く。
ただ、駅からではなく、
駅から徒歩5分程度の中橋バス停でバスに乗る。
降りるのは終点の大野港。

終点
時間は、約30分で380円。
大野の特徴は2つ。
「こまちなみ」と「蔵」だ。
こまちなみとは、金澤町家と呼ばれる古い民家が点在していること。
蔵とは、醤油蔵で、大野は醤油五大産地のひとつだという。
今日のツアーでは、
「もろみ蔵」で、醤油ソフトクリーム、
「大野湊食堂」で、大野醤油ラーメン、
「直江屋源兵衛」で、醤油プリン、
をいただいた。
ソフトクリームは、しっかりした甘さの中に醤油が混じりキャラメル味になっていておいしかった。
ラーメンは、あっさり醤油味でさっぱりしており、寒い日だったのでありがたかった。
プリンは、カラメルに醤油が入った「デザート醤油」がかかり
「甘いけどしょっぱい」味がおもしろかった。
この年は、例年になく大雪だった。
町には残雪が多く散歩どころではない。
大野日吉神社も参道が凍って危険なので、参拝できなかった。

絶対滑りそうな参道
13:30、ツアー終了。
あとはバスで元来た道を戻るだけだ。
それでおもしろかったのか?
意外とおもしろかった。
見知らぬ人と無理やりしゃべる必要もなかったし、
決められて自由がきかないスケジュールも、それ自体がサプライズとなって楽しめた。
大野の町、こじんまりとしたいい感じの町だった。
今度はひとりで再訪したい。
コメント
[…] そんなことを、大野に出かけて思い出した。 「ホホホ座金沢」があったのだ。 […]