2020年9月20日、日曜日。
4連休2日目。
今日も天気がいい。
昨日は海に行ったが、
今日は犀川の向こう、
「中村町地区」を歩いてみたい。
人であふれる金沢駅をぬけ、
犀川にかかる御影大橋へ。
ここが今日の発着点だ。
歩き始めて1時間、
もとの御影大橋に戻ってきた。
短いコースだったが、
歴史ある神社仏閣の、
雨宝院、
瑞泉寺、
中村神社などが、
新しい住宅街と共存する
「バームクーヘン」のような町だった(*)。
* 金沢の町をこのように表現したのは、平成2年から20年間金沢市長を務めた山出保氏。
古いものといえば、
コースの途中で、
珍しいものを見つけた。
「あわづ湯」という銭湯だ。
主人の高齢化で、
コロナ禍もあってか、
今年3月には、
「松の湯」が閉店。
小松市でも、
「加賀八幡温泉総湯」「万歳湯」が、
長い歴史の幕を閉じた。
家に風呂があるのが当たり前の時代だが、
「顔なじみと洗い場で世間話をするのが楽しみだった」(北國新聞2020年3月9日の記事より、ある女性客の感想)
というとおり、
銭湯は、ひととのふれあいの大切な場だった。
コミュニケーションはオンラインで十分、
といういまだからこそ、
銭湯のようなオフラインの場を、
かけがえのないものだと思う。
そういう視点をもって、
AIがつくる「これから」を考えていきたい。