with コロナ after コロナの世界は「ベーシックインカム」で⁉️

ひとりごと
今朝、散歩の途中で見かけた花畑

2020年6月1日、
特別定額給付金10万円が振り込まれた。

通知書は振り込み後に来た

5月22日に申込書が届き、
手続き後わずか一週間で入金になった。

マイナンバーカード、2ヶ月以上かかると言われ断念。

もし毎月10万円が振り込まれたら、
今みたいに長時間働かなくていいのに。

そんな妄想のような話を真剣に語る、
ルトガー・ブレグマン
『隷属なき道ーAIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働』
を読んだ。

サブタイトルのAIはあまり関係ない

1968年2月、
ニューヨークのゴミ収集作業員がストライキを起こした。
街はわずか一週間でゴミの海と化し、
非常事態宣言が出された。

わたしたちは、
彼ら・彼女らのようなエッセンシャル・ワーカーなしには、
生活していけないのだ。

ブレグマンは問う。

「あなたの仕事は社会にとって必要不可欠なものだろうか?」

生計を成り立たせるために、
自分の意にそぐわない仕事を続けているのなら、
いったいひとはなんのために生きているのだろう?

真の問題は国の債務ではなく、支払い能力以上の債務を抱える家庭やビジネスだということを忘れている。(中略) そして、銀行家や弁護士が、ゴミ収集作業員や看護師の犠牲の上に見栄を張っていることを忘れているのだ。

だから、

今こそ、「仕事」という概念を再定義すべき時だ。一週間の労働時間を短縮し、自分にとって本当に重要なことにもっと多くの時間を費やそう。

そのために必要なのが、
ベーシックインカムだという。

新型コロナウイルスで、世界は危機的状況にある。

「危機( crisis)」という言葉は古代ギリシャ語の、「分離」、「ふるいにかける」という単語に由来する。そうだとすれば、危機は、真実を決める瞬間、すなわち、根本的な選択が為される岐路であるべきだ。

ベーシックインカムを世の中に導入するのは、
個人の力ではいますぐには難しい。

だから、
with コロナ after コロナの世界を生き抜くために、
消費態度のあり方や、いまの仕事を続ける是非、
そして余暇の過ごし方について、
自分なりに真剣に考えてみよう。

緑で記載した引用符内は、すべて同書『隷属なき道』からの引用。

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