2019年9月12日、木曜日。
台風15号の影響で、今も千葉では停電が続いている。
「市民生活の混乱続く=充電サービス1時間待ち・千葉」(9/11 20:32 時事通信)
の記事を見て思う。
わたしたちは、もう電気なしでは生きていけないのだな。
だから、
停電地域の人たちの苦労はいかほどか、
と。
被災者はとくに、
この暑さで、冷蔵庫、クーラーが使えないのがつらい
そうだ。
冷蔵庫は、
1918年アメリカ製が世界初で、
国産第一号は、東芝(当時、芝浦製作所)が1930年に製作した。
1950年代の高度成長期になって
白黒テレビ、洗濯機と並び、三種の神器と呼ばれて、
爆発的に普及し始め、
1970年代後半にはほぼ普及率が100%になったという(アントビー(株)HPより)。
一方、クーラーは
少し遅れて1960年代半ばのいざなぎ景気時代に、
カラーテレビ、自動車(Car)と並び、新・三種の神器、別名3Cとして、
一般家庭に急速に普及し始めたそうだ(一般社団法人 家庭電気文化会HPより)。
いずれも、普及し始めて50〜60年ほどしか経っていないものが、
今や生活必需品となっているのだ。
さらに、最近ではモバイル機器の充電も欠かせない。
スマホの充電切れがどれだけ不便か、
だれでも一度は経験があるはずだ。
もう一度繰り返す。
わたしたちは、もう電気がないと生きていけない。
この事実にもっと危機感をもつべきだ。
千葉の大停電は、決して他人事ではない。