小型のパソコン、
Raspberry Pi(通称ラズパイ)を買ったのは、
いつのことだったか。(*1)
いや、そもそも、
なんのために買ったんだっけ?
最近、
いろんな会社でIoTのデバイスとしてラズパイが使われている、
という話をよく耳にする。
それでも、
ラズパイのことは自分の中ではなかったことになっていた。
それが、2020年1月16日、
オトナの事情で、
ラズパイの講習会に参加することになった。
講習会では、
このラズパイを使ってIoTのアプリケーション開発を行う。
ただ、ラズパイだけでは操作できないので、
ここでは数年前に買ってホコリをかぶっていたDELLパソコンを使い、
ラズパイは、そのあと自宅で試すことにした。
で、開発には、
Node-RED(ノードレッド)
という、
GUIベースで、複雑なコーディングなしに操作できるツールを使う。
以前、
Scratchというビジュアルプログラミング言語を触ったことがあるが、
それのビジネス版ということか。(*2)
ローカルでNode−REDを使うには、
まず、
Node.js(サーバサイドでJavascript を使える環境)をインストールし、
それからNode−REDをインストールするので、
けっこう時間がかかった。
それでも、
GUIで簡単に、
Web サービスやハードウェアを接続するフローと呼ばれる処理手順を書けるので、
操作はおもしろかった。
それになにより、
こうして地元企業のエンジニアたちが取り組んでいる事実に感動した。
実用に耐えるものが「ラズパイ+ Node-RED」で作れるのだ。
さっそく家に帰って、
ラズパイを復活させよう。