Excelで、セル[A1]に10を入力する。
簡単な操作です。

これをプログラミングしてみましょう!
いよいよワークショップの始まりです。
構成は、
① ふだんExcel で何気なくしている操作を取り上げ、
② その操作をフローチャート化して見せて、
③ 【実習】Scratchでいっしょにつくっていく
② その操作をフローチャート化して見せて、
③ 【実習】Scratchでいっしょにつくっていく
です。
Scratch (スクラッチ)は小学生でも使えるビジュアルプログラミング言語です。
まずは、基本操作の説明も兼ねて、公開作品(※)のプログラムをデモします。

*公開作品:作ったプログラムを公開でき、自由に見られます。
ここで、
「おっ! おもしろそう!」
と思ってもらわないと、これから2時間もやるので、ツラいです。
いよいよ、本編に入ります。
冒頭の、Excelで、セル[A1]に10を入力する、という操作を
「フローチャート」にして見える化します。
強調するポイントは、
こんな単純な操作にもプログラムが走ってたんです!
新しく出てきた「変数」という概念はサクッと説明し、
フローチャートに対応する形で、
いっしょにブロックを組み立てていきます。
そして、開始の旗マークをクリック。
ステージの変数の箱に10が表示されました。
プログラム、成功です。
おめでとうございます!
人生初のプログラムが動きましたね!
拍手しながら、受講者のみなさんを祝福します。
無理矢理、テンションマックスにします。
なんでこんな小芝居を入れるのか?
プログラムは正しく動きました。
でも、単純すぎて、おもしろくないのです。

みんなの興味、ダダ下がりになってない?
そこだけが心配なのです。
「さあ、みなさんはもうプログラマーです(←ホント?) 」
「今度はアルゴリズムにチャレンジしましょう!」
間をおかず(考える暇を与えず?)、
エンジン全開でセミナーを続けていきます。
(つづく)
コメント
[…] さあ、ワークショップもいよいよ後半戦!(前半戦はこちら) アルゴリズムに挑戦です。 […]
[…] *1 ラズパイとは、イギリスのRaspberry 財団が提供する、カードサイズの小型で安価な(数千円程度)Linux パソコン。HDMI,Camera,USB,Ethernet,Wi-Fi,Bluetooth のほか、組み込み用途向けインターフェイスも持ち、センサーやアクチュエーターを備えたIoTゲートウェイとして活用できる。 *2 Scratchは、MITメディアラボが開発した、特に8歳から16歳向けのプログラミング言語学習の学習環境。昨年、これを使って社内研修を行った(こちら)。 […]