2019年12月15日、
キカガク長期コースの6回め。
いよいよ最終課題「Webアプリ作成」の基礎に入った。
なんで、AIスクールで、Webアプリ作成か?
たとえば、
部屋の広さと駅からの距離を入力したら予想家賃が出てくる、
単純な重回帰分析にしても、
入力画面や結果出力画面を含めたアプリとしてまとめて、
Web上に公開しなければ、だれも使えない。
だから、
モデル作成にとどまらず、Webアプリ公開までの、
本当の意味での実装力を身につける
のが、この講座の目的だ。
だから、学習範囲は広範にわたる。
今回は、
② Webアプリをネットにデプロイ(*)する手法
の2つを学んだ。
(*) Web アプリをだれもがインターネット上で見られるようにすること。
まずは、
「Python 用のシンプルなWebアプリケーションが作れるフレームワーク」の
「Flask(フラスク)」。
次に、
「デプロイの環境を提供するサービス」の、
「Heroku (ヘロク)」、
さらにそれに必要な
「Git(ギット)」
について学習した。
文系としては、Webアプリ制作の手法に入る前に、
『プロになるための W E B技術入門 ― なぜ 、あなたは W E Bシステムを開発できないのか 』
で、
Webアプリケーションとはなにか?
という根本的な理論から入りたいところだが、そんな暇はない。
MIT Media Lab所長の伊藤氏が、
TED talkで紹介されていた
Deploy or Die
の言葉どおり、作っただけではなにもしなかったことと同じだ。
ラピッドプロトタイピングして(とにかく素早く試作品作りを繰り返す)、
デプロイ(世界に公表する)しなければダメなのだ。
伊藤氏は、TED talkの最後で、
Learning over education
とも述べられていた。
勉強したことを実用化して、初めて学んだことになる。
この言葉、肝に銘じたい。