まず、おさえておきたい。
この本で、これから「Deep Learning 」をゼロから作る。
ものを作るには道具がいる。
その道具はPython(パイソン)。
Deep Learning を作るのに最適なプログラミング言語だ。
それと、
数値計算のために、Numpy(Numerical Python:ナムパイ)と、
グラフ描画のために、Matplotlibの、
2つの外部ライブラリ(*1)も使う。
この章は、
この3つの道具について、
本書を読み進めるために最低限必要な知識を説明している。
誤解してはいけない(ものすごく大切なポイントです!)。
わたしたちの目的は、
Pythonでゼロからプログラムをかけるようになることではない。
(プログラマーになりたいならこんなところをうろついていてはいけない!)
Python の本を辞書がわりに買うのはいいが、
間違ってもPython に精通しようとして、
時間をムダにしてはいけない。
ここを間違うと、
私のように思いっきり遠回りをしてしまう(*2)。
環境構築(1.2 Python のインストール)も、
「Anacondaディストリビューション」をインストールせず、
インストール不要の
「Google Colaboratory(グーグル・コラボ)」
を使うことにして進める(*3)。
最後に注意点がもうひとつ。
ディレクトリの変更(p10)とか、
パス指定(p19)など、
本筋ではない部分でエラーがきっと出る(*4)
Windowsなどの
GUI(ジーユーアイ: Graphical User Interface)で操作するのに慣れているので、
文字によるコマンド入力方式(CUI : Character User Interface)の知識がなく、
基本中の基本知識
「ファイルとディレクトリ」操作がわからないためだ。
(本書の指示どおりやるとエラーが出る)
でも、心配は無用。
ググればドンピシャの答えがある。
さあ、ここはさっさと済ませ、
本論(2章以降)に進もう!
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