コンビニの棚からマスクが消えて久しい。
消毒液もどこのドラッグストアにもない(*1)
コロナ対策に国民の協力を、と政府はいうが、
じゃあどうやって自衛すればいいんだよ!
と憤慨していたら、
こんな記事を見つけた。
「新型コロナ“神対応”連発で支持率爆上げの台湾 IQ180の38歳天才大臣の対策に世界が注目」(AERA dot.編集部・西岡千史)
記事では、
“神対応”を連発する蔡政権のなかで、世界から注目されているのがデジタル担当政務委員(大臣に相当)のオードリー・タン(唐鳳)氏だ。
タン氏は世界的に有名なプログラマーで、現在38歳。
8歳からプログラミングを学び、14歳で中学を中退。
15歳でIT企業を起業した。
タン氏はIQ180ともいわれる天才で、台湾の人々は「彼女の存在は私たちの希望」と慕う。
続けて、
その天才が、感染症対策でも活躍している。
というから、
どうやって?
と驚いた。
たとえば、台湾でもマスク不足となっていたが、
タン氏は衛生福利部(保健省)中央健康保険署と協力して、台湾国内の薬局にあるマスクの在庫データをインターネット上に公開。
すると、民間のITエンジニアがそのデータを地図上に落とし込み、在庫状況がひと目でわかるアプリを開発して無償配布した。
さらに、
台湾の新型コロナウイルス発生状況のホームページはグラフや地図を効果的に使用していて、どの地域にどれくらいの感染者が出たかわかりやすい。
台湾にも寄港した国際クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客については、下船してから訪れた場所をすべて公開した。
と、危機管理にプログラマーの知見を活かし、
最大限にテクノロジーを応用しているのだ。
こういう記事に出会うと、
サラリーマンで57歳にもなって、AIスクールに通う意味ってあるのか?
という不安が吹っ飛んでいく。
テクノロジーは中立、というけれど、
正しく使えば大きな力になる。
彼女の存在は、わたしにとっても
「大きな希望」だ。