全国好きな場所を移動しながら仕事をして生活したい!
そんなライフスタイルをかなえるサブスクサービスが、今年4月に登場します。
「ADDress」は、月4万円で地方の空き家や遊休別荘を募って改装した物件に住み放題になるサービスです。
地方での生活には興味はあるが、完全移住にまでは踏み切れない。
そんなニーズに「シェアリング」と「サブスク」を組み合わせ対応しよう、
というのが、このサービスの肝です。
旅をしながら生活したい。
場所に縛られずに生きたい。
多くの人の潜在的欲求なのでしょう。
募集定員30人に対し、1,100人以上の応募があったといいます。
また、応募者の70%ほどが20〜30代というのも、
これだけインターネットが普及し、
どこでも仕事ができるようになったからでしょう。
さて、このサービスには、もうひとつポイントがあります。
それは、供給側の地方自治体にもメリットがあることです。
「全住宅の7戸に1戸が空き家」(総務省調査2013年)
と社会的課題となっている「空き家問題」。
現状はさらに悪化し続けており、
「2033年ごろには3戸に1戸が空き家」
になってしまうという予測もあります(野村総研2016年)。
高齢化、人口減少が進む地方自治体ではさらに深刻です。
このサービスは、空き家問題に悩む地方自治体に、
定住でも観光でもない「関係人口」を増やして、街の活性化につなげるソリューションを提供できるのです。
「月額・定額制で使い放題」に象徴されるサブスクリプション(サブスク)。
スーツやバッグから車、自転車、そして住む場所まで、
消費スタイルが「所有」から「利用」へと大きく変わりつつあります。
わたしの場合、
憧れの場所で生活したいと、28歳で大阪を離れ北海道に移住、
正社員の仕事を見つけた北陸に、44歳で移住(住居は金沢)、
と、いわゆる完全移住を選ばざるをえませんでした。
でもこれからは違います。
夢は、
AI Specialist になってボヘミアン!
[ご参考]こんな本もあります。