基本情報技術者試験の成績が、IPAのHPで見ることができる。
えっ? 難しい午後のほうが点数高いやん、
なんで??
と思われただろうか。
これには理由がある。
説明の前に得点分布を見てみる。
合格点は60点。
そのひとつ手前の50〜59点をピークとした
きれいな正規分布になっていて、
あと一歩のひとが多いことがわかる。
みんな試験対策、間違えたんだよな。
そう、この試験、
午前と午後があり、
どのテキストも
午前より、難しい午後の対策をしっかりしないと合格できない、
と明言しているのだ。
だから、みんな午後の勉強を優先してしまう。
だから、ふつうのやり方では、
午前をいま一歩のところで落ちてしまうのだ。
じゃあ、どうするのか?
わたしの点数内訳を見てみよう。
午前の部の問題数は80問で、すべて4択。
うち、50問がテクノロジ系で正解は31問。
得点率は合格ラインギリギリの62%だった。
(ここが、ポイント!)
その分を、
10問のマネジメント系を、
正解8問(得点率80%)、
20問のストラテジ系を、
正解17問(同85%)でカバーした。
技術者試験といいながら、
4割程度は文系問題なのだ。
受かりたいならこの30問は、全問正解を目指す。
ただし、この分野、試験勉強に充てる時間はない。
だから事前にITパスポート試験の受験を勧めたい。
その貯金があれば、試験勉強しなくてもいける。
それに対してテクノロジ系は、
問1からいきなりアルゴリズムの問題で(間違った)、
問2が8ビットの値を全反転させる操作、
問4は微分の計算(間違った)、と続き、
問35までは超ハードな問題だらけ。
問36から問50のセキュリティ問題などは暗記するだけなので取れるから、
午前の試験対策のキモは、
問1から問35までのガチ技術者系問題をどうするか
に尽きる。
ここは、どれだけ
『キタミ式イラストIT塾』
をやってもまったく役に立たない。
それよりも、
過去問道場でできるだけ多く過去問にあたるほうがマシだ。
とはいえそんな時間もないので、
合格だけが目的ならここは捨てる!
えっ? 捨てたらダメじゃん?
もちろんやり方がある。
よりリアルな話は、次回で!