「確率」(数A)はあやしい❓〜文系おじさんの高校数学学び直し2

AIアプリ制作
冬枯れの浅野川の散歩道。コロナで散歩が日課になった。

100年に一度の豪雨が毎年降る・・・

とか、

降水確率0%でも雨が降る・・・(*1)

など、
私たちの身の回りにあふれる「確率」は、
どれもなんだかあやしい。

さらに、
計算上は正しくても、実感に合わないものも多い。

例えば、

「23人いれば同じ誕生日の人がいる確率は50%」(誕生日の奇跡、という)

って、

そんなはずはない‼️

と驚いてしまう。

また、
43この数字から6個を選び、
すべての数字が当選番号と同じだと
1等で約2億円もらえる「ロト6」。

[1,2,3,4,5,6 ]を選んでも、
[5,8,13,21,32,38]を選んでも、当たる確率は同じ

っていうが、
ホントにそうなのか❓(*2)

そもそも、教科書にある

さいころの各目が出る確率は、いずれも1/6である

というのも嘘くさい。

1ばかり出ていたら、

次は(次こそは)、1以外が出るのでは!

と思ってしまう・・・。

なので、こういうあやしさも踏まえて、

確率は「測定する」ものではなく「定義するもの」

と割り切って、学習を進めていくことにする。

教科書では、

1.順列組合せ
2.確率用語と確率計算
3.余事象の利用
4.反復試行の確率計算
5.期待値の計算

と話が進んでいく。

基本は、
順列組合せを使い、
求める事象と全事象の「場合の数」を求め、
それを分数にして確率を求める。

しかし、
確率どうしを足したりかけたりして計算する場合もあり、
さらに反復試行も出てきて、
なかなかややこしい。

最後に「期待値」を学ぶが、
ここでさらっと出てくる「確率分布」や、
これから数Cで出てくる「条件付き確率」も、
Alの理解には大事なところだ。(*3)

少し気の早い話だが、
「図解 ベイズ統計『超』入門」
を買ったので、少しずつ読み進めておこう。

何度もベイズ統計に挫折した人向け

*1 降水確率0%とは、降水確率が5%未満のことであり、雨が降らないわけではない。
なお、降水確率とは、気象庁の定義では、
・予報区内で一定の時間内に降水量にして1mm以上の雨または雪の降る確率(%)の平均値(%の下一桁は四捨五入)
・降水確率30%とは、30%という予報が100回発表されたとき、その内のおよそ30回は1mm以上の降水があるということ。
*2 どれを選んでも当たる確率は、「43個の数字から6個を選ぶ組合せ」分の「当選番号1つ」で、1/6,096,454なので、ホントです。
*3 「確率分布と統計的な推測」が、2022年度からの新学習指導要領の数学Bで必須化される(手元の教科書では数Cに入っている)。また、条件付き確率はAIでは必須の「ベイズの定理」の基礎知識だ。

中身は、教科書です。別に問題解説と音声ファイルが添付。

Follow me!

PAGE TOP