100年に一度の豪雨が毎年降る・・・
とか、
降水確率0%でも雨が降る・・・(*1)
など、
私たちの身の回りにあふれる「確率」は、
どれもなんだかあやしい。
さらに、
計算上は正しくても、実感に合わないものも多い。
例えば、
「23人いれば同じ誕生日の人がいる確率は50%」(誕生日の奇跡、という)
って、
そんなはずはない‼️
と驚いてしまう。
また、
43この数字から6個を選び、
すべての数字が当選番号と同じだと
1等で約2億円もらえる「ロト6」。
[1,2,3,4,5,6 ]を選んでも、
[5,8,13,21,32,38]を選んでも、当たる確率は同じ
っていうが、
ホントにそうなのか❓(*2)
そもそも、教科書にある
さいころの各目が出る確率は、いずれも1/6である
というのも嘘くさい。
1ばかり出ていたら、
次は(次こそは)、1以外が出るのでは!
と思ってしまう・・・。
なので、こういうあやしさも踏まえて、
確率は「測定する」ものではなく「定義するもの」
と割り切って、学習を進めていくことにする。
教科書では、
1.順列と組合せ
2.確率用語と確率計算
3.余事象の利用
4.反復試行の確率計算
5.期待値の計算
と話が進んでいく。
基本は、
順列と組合せを使い、
求める事象と全事象の「場合の数」を求め、
それを分数にして確率を求める。
しかし、
確率どうしを足したりかけたりして計算する場合もあり、
さらに反復試行も出てきて、
なかなかややこしい。
最後に「期待値」を学ぶが、
ここでさらっと出てくる「確率分布」や、
これから数Cで出てくる「条件付き確率」も、
Alの理解には大事なところだ。(*3)
少し気の早い話だが、
「図解 ベイズ統計『超』入門」
を買ったので、少しずつ読み進めておこう。