2020年・年末年始に読みたい一冊〜『コロナの時代の僕ら』

独学の基本
香箱カニのおでん。11月26日、金沢の居酒屋にて一人飲み。
こうした感染症の流行に際しては、僕らのすること・しないことが、もはや自分だけの話ではなくなる。
個人的な選択をする際にもみんなの存在を計算に入れよう。
普段よりも少し人に優しくしよう。(『コロナの時代の僕ら』より)

今年、読んでよかった一冊

2020年1月6日、
国内初のコロナ感染者が報告され、
2月13日、
国内初の死者が確認された。

4月7日、
7都府県に緊急事態宣言が出され(5月6日期限)
4月16日、
それが全国に拡大された。

しかし、感染拡大はおさまらず、
5月4日、
緊急事態宣言が5月31日まで延長された。

そして、
1225日。
クリスマスを迎えて一年が終わろうとしているのに、
コロナはまだ終息していない。

幾度も幾度も、何よりも繰り返し数える日数がある。
危機が過ぎ去るまでいったいあと何日あるのか、だ。

長引く感染状況のなか、
このままずっと我慢の日々が続くのか?

苦痛な休憩時間としか思えないこんな日々も含めて、
僕らは人生のすべての日々を価値あるものにする数え方を学ぶべきなのではないだろうか。

12月に入って、
イギリスや南アフリカで、
コロナウイルス(SARS-coV-2)の変異種が確認されるなど、
感染拡大傾向に歯止めがかかる気配はいっこうにない。

さらに、

コロナの流行は1つの症状に過ぎず、本当の感染は地球全体の生態系のレベルで起きている。

たとえ、コロナが終息しても、
それで終わりではない、ということだ。

僕らはどうしてこんな状況に陥ってしまったのか?
この後どんな風にやり直したいのか?
この大きな苦しみが無意味に過ぎ去ることを決して許してはいけない。

コロナの時代は、いま、始まったばかり。
わたしたちは、これからどう生きていけばいいのだろう?

この年末年始は、
そんなことを真剣に考えてみる絶好の機会だ。
いつものように浮かれてはいられない。

引用はすべて『コロナの時代の僕ら』より

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