お金ノートをつくろうと思う。
金融庁の審議会が「2000万円が必要」との報告書を出してから、
老後の暮らしには、どれぐらいのお金が必要なのか?
という話をよく目にする。
7月14日の日経朝刊に、
世帯主が65歳以上の高齢者世帯の金融資産を47都道府県別に推計したランキングが載っていた。
全国平均は2003万円で、1位は東京の2689万円。
驚いたのは、
石川県が6位(2272万円)、富山県が10位(2205万円)だったことだ。
これなら2000万円なんて、大丈夫?!
では、わたしたち50代の現役世代の現状はどうなのか?
7月17日の日経朝刊に、
老後のお金試算、備え促す 相次ぐ民間調査
「50代の8割不足」も 長く働ける環境欠かせず
という記事が載っていた。
ニッセイ基礎研究所の試算では、
現役世代で十分な資金があるのは2割にすぎないという。
残り8割の自分、大丈夫か?
65歳までに、
石川県平均の2272万円の金融資産をたくわえることができるのか?
ーー実は、そんなことにはあまり興味がない。
そんな数字を目標にして、
今後生きていくつもりは毛頭ない。
お金ノートをつくるのは、
いまいったいいくらあるのか?
ひと月暮らすのにいくら必要なのか?
ひと月暮らすのにいくら必要なのか?
その数字をつかんでおきたいからだ。
お金のことばかり考えてるヒマはないのだ。
もちろん、生きていくうえでお金は大事だ。

さあ、働こう!
しかし、先のことばかり考えるより、
いま、ここで一所懸命生きるほうが、
ずっと大切なことだと思う。