「計画planは役に立たないが計画づくりplanning は不可欠である」(アイゼンハワー)
本屋で手に取って一目惚れした『独学大全』
800ページほどもある、
ちょっとマニアックな「独学の百科事典」だ(そこに惹かれた!)。
我々の誰もが継続の重要性を理解している。
しかしまた計画倒れを経験してもいる。
続けることの難しさを痛感している。
本書は、
そんな独学の難しさを乗り越えるための技法を、
あれこれ55こ、紹介している。
その中から、
「時間を確保する」技法を採り入れてみた。
時間管理の方法として、
次の4つが挙げられている。
1.(前提として)時間執行の実態を把握する
2.やること/やらないことを整理する
3.やるべきことに時間を割り当てる
4.先延ばしを防ぐためにとにかく取り掛かる
まずは、「1.時間執行の実態を把握する」ため、
「技法6 行動記録表」をつける。
時間ごとの記録表(バーチカルタイプ)に細かく行動を記録して、
自分が何にどれだけの時間をかけているか把握するのだ。
記録には、
「Toggl Track」という無料アプリを使うことにした。
こうすることで、
○○を勉強しよう!
という漠然とした目標を、
現実的なプランニングとスケジューリングに落とし込める。
あと「技法8 ポモドーロ・テクニック」も使い始めた。
さあ、これから2時間勉強しよう!
と思うと、気持ちが萎え、
まったく勉強しなかった、という悲惨なことになりかねない。
そこで、
タイマーを25分にセットし、とりあえず作業を開始して、
5分休憩する。
この30分が1ポモドーロで、
4ポモドーロ繰り返せば、2時間学習したことになる。
(タイマーは「Focus To-Do」という無料アプリが便利。なお、ポモドーロとはイタリア語でトマトの意味で、この技法の発明者が、トマト型のキッチンタイマーを使っていたことに由来する。)
ヒトは体温は保てても意志は保てない。
自己コントロールについては不完全な機能しか持っていないのだ。
だから、
新年(2021年)は、
本書を参考に、
途中で挫折しないよう、学びを進めていきたい。
(引用はすべて『独学大全』より)