中小企業診断士になったからには、
いつかプロのコンサルタント(プロコン)になりたいと思う。
プロコンになるためにもっとも重要な能力のひとつ、
それは「コミュニケーション能力」だ。
『ロジカル・シンキング』では、それを
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/uploads/2019/07/08C319BC-EC38-4C1F-A1D4-5AEE3C2DF1AB-375x500.png?resize=375%2C500)
2001年5月刊行でコンサルタント必読書の一冊。
論理的なメッセージを伝えることによって、相手を説得して、自分の思うような反応を相手から引き出すことだ
と定義している。
先日、そのロジカルシンキングを活用して企画書を作成しよう、
というセミナーに参加した。
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/uploads/2019/07/DEF133B1-805B-42B8-A271-762F08461D7F-500x315.jpeg?resize=500%2C315)
金沢市とIT武蔵の主催セミナー
会場は、金沢のITビジネスプラザ武蔵・6階交流室。
かなり大きな会場が参加者で埋まった。
で、このセミナー。
参加して正解だった。
2時間という短時間でしかも無料。
あまり期待していなかっただけにもうけものだった。
まず、講師のプレゼン資料コンサルタント・市川真樹氏の説明がわかりやすい。
ロジカルシンキングというと、
「MECE(ミーシー・モレなくダブりなく)」や
「ロジックツリー」などのこむずかしいフレームワークの話が延々続くのだが
それを平易な言葉で語ってくれた。
説明のあとにはグループワークもあり、
聴くだけでなく、
頭を使って考えるので、理解が進む。
さらに、目からうろこ的な話も聞けた。
「パワポ(PowerPoint)をいきなり開けてはダメ!」
「まずは、相手(聞き手)を分析し、相手目線で資料を作る!」
自社の製品のメリットなど伝えたいことばかり詰まった企画書は、
相手をうんざりさせるだけ。
自分の伝えたいことを相手の知りたいことに落とし込む作業が、
相手目線で資料を作る、ということだ。
いいセミナーだった。
こういうセミナーを聴講したあとは、
きちんと自分で基礎を勉強し直したくなる。
家に帰ったら、
読みかけでほったらかしの『問題解決プロフェッショナル』を読もう。