11年前(2008年)の今日(7月11日)、
ソフトバンクが「iPhone」を、国内で初めて発売した。
今では、2人に1人がiPhoneを持っているという(国内シェア5割超)。
2008年って、自分は何をしていたんだろう?
当時の日記(『マイブック』新潮文庫)をパラパラとめくったら、
二度目の結婚式をハワイで挙げていた(離婚済み)。
で、結婚と同時に始めたのが「青春18きっぷの旅」。
(何やってんだよ!)
新婚なのに、週末ひとり旅を繰り返す自分の身勝手さに、
今さらながらあきれる(手遅れだけど)。
それはさておき、
もう手離せなくなったiPhone。
ただ、一緒にいる時間が長い分、トラブルも多い。
旅先のトイレに置き忘れて、やむなく機種変。(「iPnone を探す」の予行演習をしておけば見つかったかも)
落として画面ガラス割って、修理代2万円。(Apple Careに加入しておけば、3,400円で済んでいたのにー6Splusの場合)
パスコード忘れて、データの大半を消失。
(iCloudかiTunes でこまめにバックアップしておけば・・・)
しかし、いろいろひどい目にあいながらも、
別れられない(iPhone の話です、もちろん)。
先日「iPhone XR」に機種変した。
Apple Payを使いたかったからだ。
スマホの神髄は、ハードよりソフト。
ネットにつながるので、
ほとんどのことがスマホで可能になった。
これだけスマホが浸透した現在、
ヒットアプリを出せば、それが新しいインフラになる。
社会のしくみを変えられるのだ。
しかしそれは同時に、
古いサービスや業界が滅んでいくことを意味する。
昨日(2019年7月10日)、
地銀最大手の横浜銀行と3位の千葉銀行の業務提携合意が報じられた。
その理由のひとつとして、
スマホ決済などのフィンテック新興企業に、
事業領域を侵食されていることが挙げられていた。
便利なスマホは諸刃の刃(もろはのやいば)。
安穏としてはいられない。