2019年11月21日、木曜日。
石川県地場産業振興センターで開催される
「第4回ICT・IoTビジネスソリューションフェア2019」
に行ってきた。

開始時間に到着!
30 社ほどの展示があったが、
まずは地元金沢の株式会社タスクへ。
RPA「ロボ社員」の動画を説明してもらいながら見た。

こんなところにお金かけなくてもいい!
手づくり感満載のチラシもほほえましい。
タスクさんの説明で、
OCR(Optical Character Recognition:光学文字認識)の話が出たので、
次は株式会社PFUの展示へ行った。
AIを使った高精度な文字認識「DynaEye10」の説明を、
実演してもらいながら聞く。

富士通グループの大企業。いい紙使ってるわ。
AIが使われているのは、

手書き文字認識はこの夏セミナーでMNIST使って学習した記憶がある。
「AI日本語手書きOCRオプション」
の部分で、
「GPUを利用せず、オンプレで高速認識できるんですよ」
というアジア系の女性の説明に、
「ということはクラウド使わず、CPUで動くんですね」
とあいづちをうつ。
基本情報技術者試験の勉強が、こんなところで役に立った。
その後もいろいろ回り、最後に、
金型業界の風雲児、株式会社IBUKIの代表取締役社長、
松本晋一(しんかず)氏の記念講演を聴く。
これがけっこう心に刺さった。
企業の存続を、
能楽の世阿弥の教えの
「変、花、型」
にたとえ、話されたのも新鮮だった。
中で、こんな話もされた。
業績低迷で何度も社長交代を繰り返していた株式会社IBUKI。
その社長に松本氏が就任し、
社員の前で初めてあいさつをした場で、
社員のだれもが松本氏の顔を見ようとしなかった。
その理由を翌日社員のひとりが、
「社長の目を見れば信用してしまうから」
と教えてくれた。
そのとき、
「まずは社員の意識を変えることが必要だ」
と思ったという。
それは、
という教訓に落とし込まれ、
なるほど!
とうなった。
50分程度の短い講演だったが、いろんな刺激を受けられた。
勉強ばかりではつまらない。
今日見たこと聞いたことをビジネスに活かしていきたい。