金沢らしさとは何か?
兼六園や21世紀美術館などの観光施設ではない。
戦禍に遭わず残された古い町並み、それを支える人々の暮らし。
それが、金沢らしさだ。
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/uploads/2019/07/A2D8F135-39A6-4E9A-BA24-33B64D02F073-500x398.jpeg?resize=500%2C398)
金沢駅近くにこんな風景が。
そんな金沢に残された古い家屋を「金澤町家」という。
NPO法人 金澤町家研究会の2018年度活動報告書が届いた。
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/uploads/2019/07/F475660D-4EB3-4BF4-AE71-BF357BBD3F87-375x500.jpeg?resize=375%2C500)
谷内正遠の絵葉書第2弾も送られてきた
私も友の会会員なのだ。
報告書をパラパラめくっているうち、
昨年(2018年)秋「町家巡遊」で市内の町家を巡ったのを思い出した。
いろいろメニューがある中、
10月13日(土)の「村長と歩く元町」と
14日(日)の「ぐるり森山ツアー」、
「金澤町家探訪―菊川界隈の足軽屋敷探訪」(これは金澤町家情報館主催)
に参加した。
2018年10月13日、土曜日。
「菊川界隈の足軽屋敷探訪」の案内役は、
金沢工業大学教授の増田達男氏。
「村長と歩く元町」のガイドは、
金沢湯涌江戸村村長の土屋敦夫氏。
そして、10月14日日曜日。
「ぐるり森山ツアー」のガイドは、
この子!
ではなく、
橋本建築造園設計代表の橋本浩司氏。
ーー2日間、いろんな町家を拝見した。
なんてことない住宅街に、
ぽつんと町家があって、
今でもそこに人が住んでいる。
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/uploads/2018/10/7763019F-1F4E-4E35-BD41-FBE5BA0E14CA-347x500.jpeg?resize=347%2C500)
住宅街にポツポツ古い家屋がある
手直しをしたと言え、
戦前、大正、明治。
いや、江戸時代の木造住宅だってある。
そんな「非日常的な日常」を目の当たりにすると、
心がざわつく。
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png?w=1256)
(なんか、すごい)
そう思うのだ。
平成から令和に年号が変わり、
新しい時代が始まった。
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/uploads/2019/01/love_man-2.png?w=1256)
(この風景がずっと残ればいいな)
最先端の技術に心惹かれる時代だからこそ
郷愁の強い想いが湧きたつ。