2017年3月31日、
中小企業診断士になった。
とても大変だった。
最終合格率4%の難関試験に
53歳独学で挑んだのだ。
2016年1月に勉強を始め、
8月の一次試験、
10月の二次試験、
12月の面接試験を一発でクリア。
これで終わりではない。
2017年1月5日合格発表のあと、2〜3月に15日間の実務補習を大阪で受講。
これでようやく中小企業診断士として登録できるのだ。
しかし、診断士になったからといって、
自然に仕事が舞い込んでくるわけではない。
独立するにはプラスアルファが必要だ。
なにを専門(得意分野)とするか?
ここから迷走が始まった。
とりあえず、起業に関する本をたくさん読み始めた。
そのなかで、おもしろいと思ったのがこれ。
『サクッと起業してサクッと売却する』(正田圭著)
氏は言う。
起業したこともない人が、あれこれ考えるだけ無駄だ。
好きなことを仕事にするという考えは、趣味ならいいが、甘い。
では、なにをするのか?
起業とは働くことが目的ではないはずだ。
起業して企業価値を高め会社を売り、
お金と時間を手に入れることを目標にすべきだ。
つまり、
新たに起業してその会社を売り、次の事業を起こす、
というのをどんどん繰り返していくのだ。
夢があって面白い!
もちろん自分がするのではない。
そのサポートをメイン業務にするコンサルタントになろう。
つまり、
現代のわらしべ長者を作るお手伝い!
中小企業診断士としてどうやって生きていくか?
これが、最初に出した答だった。
(つづく)