2019年9月16日、月曜日。
今日は敬老の日。
4人に1人が高齢者(*)のわが国では、
敬老するほうも大変だ。
* 国連世界保健機関(WHO)の定義では、65歳以上を高齢者としている。
さらに、昨年、敬老の日にちなんで総務省統計局から発表された
「統計トピックスNo113 統計からみた我が国の高齢者」によると、
2017年の高齢者の就業者数は807万人で、就業率23.0%(男性は31.8%)。
15歳以上の就業者数に占める割合は12.4%と過去最高(*)となっているそうだ。
* 比較可能な1968年以降
つまり、
定年の60歳を超えても、
65歳以上の4人に1人は働き、
それは働いている人全体の8人に1人にまでなっている、
ということだ。
国の調査によると、 約8割の企業が定年を60歳と決めているそうだが
「定年は自分で決める」
という人が最近目立ってきたという(日経9/12夕刊)。
老後働くということはシアワセなことなのか?
昨日読んだ
『マンガ 自営業者の老後』に、
「80代で働くということ」
という一編があった。
80歳でもつ焼き屋を営むお母さんの生きざまに
、
作者はその問いの答えを探そうとする。
そしてたどり着いた答えは、
幸せな老後とは、
健康で、
仕事があって、
趣味もあって、
生きてゆくことにおびえなくていい生活。そのためには、
一生懸命マジメにコツコツ働くこと。
だった。
体が動くうちは仕事を続ける。
定年は自分で決める。
そう言えるような仕事をわたしも見つけたい。
そうしたら、
敬老してもらえるような素敵なジジイになれると思うのだ。