JDLA推薦『AIをビジネスに実装する方法』の渾身のメッセージ❗️

めざせ!AI スペシャリスト
JDLA:Japan Deep Learning Association

私が最も言いたいことは、
「なぜ日本企業はこんなにも勉強しないのだろうか」
ということです。

2012年9月、
日本で最初のディープラーニング企業、ABEJA(アベジャ)を立ち上げた岡田陽介が苦言を呈す。

最近、Google は
「ディープラーニングは、もはや枯れた技術だ」
と公言しています。
彼らにとっては、
「もう枯れ始めている(十分に使われている)技術なのに、企業が導入するかどうかで迷うなんて、論外だ」
という空気になっています。

だから、

もはや、わたしたちも、ビジネスパーソンとして、
「人工知能って、何?」
などと言っている時代ではないのです。

たしかに、そうだ。

冒頭のあおりは厳しいが、
本書の前半は、
機械学習やディープラーニングについて、やさしく説明してくれている。

ディープラーニングG検定の教科書の細かさにウンザリし始めていたので、ありがたい。

後半では、導入実例を4社、紹介。

そのうち、小売・流通業界の事例として
ICI石井スポーツ(東京都新宿区)と、パルコ(東京都豊島区)を挙げている。

両社への提案内容は、
ネットでは当たり前の個人情報の収集や活用によるデジタルマーケティングを、
AIを使って実店舗でもできるようにする、
ということ。
データの取り方が興味深い。

最後に、氏は言う。

AI・ディープラーニングで人類の課題を解決していきたい、

そして、

「ゆたかな社会を、実装する」という経営理念で未来を創造していく、

と。

話の大きさに一瞬とまどうが、

いま世の中が根底から変わろうとしている、
それもものすごいスピードで、

ということを改めて実感する。

乗り遅れてはいないだろうか?
乗り遅れてはいられないのだ。

実務者が語るだけに納得!

本書は、そんな著者のメッセージが突き刺さる渾身の一冊だ❗️

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