ついさっき、初のAIセミナー終わりました。
帰りのバスの中で、セミナーの振り返りをしています。

ちょっとだけまじめな話をします。
私はセミナーをひとつのパズルと考えています。
今回は初めてのセミナーだったので「伝えたいこと」を山盛り準備しました。
たくさんパズルのピースを作ったということです。
その中で「伝わったこと」は何か?
反応がイマイチだったり、
話していてしっくりこないピースはどれだったか?
ひとつずつ反すうしていきます。
そして、パズルの各ピースをいったんバラバラにし、
新たなパズルを完成させます。
まずは、不要だったピースを外します。
次に、反応がいちばんよかった部分を大きいなピースにします。
最後に、残ったピースの中身を再チェックして、
キチンと組み合わさってひとつのパズルになるか確認します。
一連の作業でいちばん大切にしているのは、
できるだけ主観(ひとりよがりの判断)を排除することです。
反応がよかった、というのは自己満足もしくは勘違いかもしれません。
伝えたいことではなく、伝わったことはどれだけあったのでしょうか?
そのためにはできるだけ多くの受講者から直接、感想を聞くことです。
直接に、です。
休憩時間も手持ち無沙汰にしている受講者に話しかけにいきます。
口当たりのいいことばかりになるアンケートは無意味です。
(そもそもアンケートは取りません。)
その意味で、
今回のセミナーは、大きな瑕疵(かし・傷、欠点)がありました。
いちばん反応がよかった部分に気づいていませんでした。
(セミナー終了後、複数の受講者から聞きました)。
それは、
Scratch(スクラッチ*)でゲームを作る、
というピースでした。
* 世界で最も有名な「ビジュアルプログラミング言語」の1つ。