毎朝、音読をしています。
メニューは、
腹式呼吸の練習・2分 + 朗誦・8分
です。
「声」はビジネスツールのひとつです。
のどを傷めず、よく通り、聞き取りやすい発声をする。
腹式呼吸の練習は、そのための朝練です。
スポーツ選手が1日でも練習を欠かさないのと同じです。
テキストは、
秋竹朋子の『「話し方」に自信がもてる1分間声トレ』。
練習メニューは、次の2つだけ。
1、2分あればできます。
手のひらに息を吐く
① 手のひらを口元に持ってくる
② 「はぁー」と5秒間息を吐く
寒さでかじかんだ手を温めるイメージで。
これを2回。
① 手のひらを口元に持ってくる
② 「はぁー」と5秒間息を吐く
寒さでかじかんだ手を温めるイメージで。
これを2回。
一定の強さで声を出す
① 息を多めに吸う(お腹がふくらむ)
② 「シー」と息の続く限り声を出す(目標25秒)
一定の強さで息を吐く感覚をつかむイメージで。
これも2回。
① 息を多めに吸う(お腹がふくらむ)
② 「シー」と息の続く限り声を出す(目標25秒)
一定の強さで息を吐く感覚をつかむイメージで。
これも2回。
これで声を出す準備体操は終わりです。
いよいよ音読していきます。
テキストは、
齋藤孝の『声に出して読みたい日本語』。
いろんな日本語の文章が載っていて、
それを、毎日、2つ3つ朗誦しています。
優れた日本語をリズムとして自分の身体に染み込ませていくと、
その後には自分の潜在的な日本語力はアップしている。
この本に採録されているのは、
『平家物語』はじめ歌舞伎、浪曲、詩吟、般若心経などで、
齋藤孝が厳選した「日本語の名文カタログ」になっています。
この歳になって初めて触れる作品も多く、
毎朝、

今日はどんな名文に出会えるんだろう?
と楽しみです。
著者も
日本語の宝石を身体に埋めておく。
それが年齢を重ねていく自分への贈り物だ。
と言っています。
腹式呼吸の練習がどうのこうのといいましたが、
それだけでは、こんなに毎日継続できません。

風雪に耐えてきた古典という日本語の宝石をいっぱい身体に散りばめたい。
そんな思いで今日も朝から、
トイレで声を張り上げています。