大雪だ。
勤務先のある富山では、
1月8日金曜日、
通常、家まで車で30分足らずのところを15時間もかかったという。
その後、35年ぶりに積雪が1メートルを超えた。
ここ金沢の積雪も、
8日は25cmと大したことはなかったが、
9日45cm、10日65cmと増え続けた。
なので、
ここ数日、雪に閉じ込められ一歩も外に出ていない。
大雪予報が出た7日におでんを作り、
引きこもって読書三昧の日々を過ごしている。
2020年にいちばん感銘を受けた
『サピエンス全史』(出版は2016年9月)。
この本を起点に、
いろんな分野に手を伸ばしてみた。
まずは、
脳の仕組みに関する本。
AIのディープニューラルネットワークは、
人間の脳のしくみを模したものだ。
じゃあ、そもそも、人間の脳ってどんなものか?
『意識と脳』を図書館で借りて読んでみた(後者は挫折)。
さらに、これからの生き方についての本にも手を伸ばした。
『サピエンス全史』では、
今の資本主義、個人主義では、
地球が立ちいかなくなってしまうという。
では、代わりになるものはなにか?
その答えのひとつが仏教の考え方だ。
宗教にはまったく興味がないので、
amazonで調べたら、
『ブッダのことば』がよさそうだった。
でも、ちょっとハードルが高そうなので、
『池上彰と考える、仏教って何ですか?』
を読んだ。
さらに、
マルクスの『資本論』も。
といっても、こんな大著は無理なので、
今月から放映中の
『100分de名著 カール・マルクス『資本論』』
を読み始めた(Eテレ番組も視聴!)。
コロナ、大雪のダブルパンチで気が滅入るが、
腐ってばかりいてもしかたない。
たまにはこんな日々も悪くない。
そう思って乗り切ろう。