毎年、冬の使者は
銀座煉瓦亭の「カキフライ」。
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/uploads/2017/11/3F7BD4D5-1E7B-4124-B543-34D7F65AF9AF-e1512017555137-375x500.jpeg?resize=375%2C500)
今年(2019年)も行きたい!
はじめて食べた時から28年来、
どこに住んでいようと、
東京まで足を運んできた。
この習慣は、
12年前金沢に来てからも変わっていない。
季節の訪れは味覚で感じたい。
例えば、秋といえばサンマ。
しかし、ここ数年不漁が続き、
秋の訪れを告げに来てはくれない。
そんなとき、
地元紙の北國新聞に
「五郎島金時、甘み十分、金沢で出荷始まる」
の記事を見つけた。
「これだっ!」
「五郎島金時」は加賀野菜のサツマイモ。
ポッキーになるくらい知名度は高い。
よし。
今年は、秋の訪れを焼きいもで感じてみよう。
さっそく、近江町市場に行き、
五郎島金時を2本購入。
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/uploads/2017/10/37BEC2AB-8DF2-44B8-BA8F-994C181FEF05-500x460.jpeg?resize=500%2C460)
滅多に芋は食べないが。
八百屋のおばちゃんに
「アルミホイルを巻き、トースターでうらおもて20分ずつ焼けばいい」
と教えてもらい、焼きいもをつくった。
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/uploads/2017/10/B75E68A9-CE9D-467A-9468-4FCBFBBD5492-500x375.jpeg?resize=500%2C375)
久しぶりにトースター使った。
焼きいもを2つに割って一口。
ほっこりとしたやさしい甘みが口に広がる。
ああこの感じは、秋、そして冬の味だ。
紅葉が落葉に変わり秋が深まると、
もうそこには冬の足音が聞こえる。
そして、長く冷たい冬が来る。