金沢弁で、地物(じもの)野菜等の食材を「じわもん」とよぶ。
2年前(2017年)の10月7日土曜の昼下がり。
じわもんを使った創作中華を楽しもうというイベントがあった。
名付けて、
「ヌーベル・キュイジーヌ・シノワーズ・アラ・金澤」。
司会の女子大生が何度もかんでいた。
参加費は3,000円。
開始時間は14時。
だから大したものは出ないだろう。
そんなに期待せずに参加した。
しかし2時間後。
予想はうれしいほうに外れた。
次から次にシェフ渾身の料理が出てくる。
昼ごはん食べてこなきゃよかった。
オードブルから、
がんどブリ、五郎島金時(サツマイモ)、能登豚など、じわもんがいっぱい。
料理は、鶏、魚、豚と続く。
まずは「ハトムギ詰め鶏手羽先揚げ、鴨肉とナッツ入りパイ」
次は、「白身魚のガーリック風味蒸し」
能登いしるという醤油、味わい深い。
ここで、佐藤調理長登場。
イタリアンのシェフのようなイケメンだ。
そして、メイン。
「県産αのめぐみポーク じろ飴ペッパーソース」
蒸しパンにはさんで食べるのだが、蒸しパン自体が美味しい。
豚も柔らかくて臭みがない。
そして、締めのご飯は、
「加賀れんこん、栗、能登大納言小豆などのもち米ご飯」
ハスの葉に包まれている。
ホクホクしたご飯がほぼ満腹のお腹に優しい。
言い忘れたが、今日はワイン飲み放題。
能登のワイナリー「HEIDEE WINERY」の提供で、
グラスが空くたび、すかさずウェイターが注ぎに来てくれる。
だからこの時点で、完全に酔っ払いじじい化していた。
最後にデザートまであった。
佐藤調理長、ありがとう。
金沢学院短期大学、ありがとう。
ついでに金沢市もありがとう。
毎月やってくれてもいい。
そんな「おいしい」セミナーでした。