そんなに遠い昔の話ではない。
文書作成であれ、予実管理であれ、すべて手書きでやっていた。
会社の机の引き出しには、
コクヨのA3方眼紙と30㎝の少し長い目の定規が入っていて、
電卓(ときには、そろばん)片手に、表を作成していた。
やがて会社の業務にパソコンが導入され、
OSはWindows、ソフトはMicrosoft Officeの
Word, Excel, PowerPointが主流となった。
そのときだれもが思った。
Wordって真っ白で使いにくそう。
反対に、
Excelって方眼紙みたい。
少し親近感を感じたのだ。
そしてだれもがExcelでおなじみの方眼紙を作るようになった。
すべての列幅を「1.88 (20ピクセル)」
行高を「15.00(20ピクセル)」に合わせれば、正方形のセルができるのだ。
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/uploads/2019/06/excel方眼紙2.png?resize=438%2C336)
セル結合を限りなく繰り返し...
これがいわゆる「Excel方眼紙」。
この瞬間、多くのビジネスマンにとって、Excelはただのワープロになってしまった。
私も2年前まではそうだった。
それが新しい部署に異動になり、
Excelの外部研修を受け、目を開いたのだ。
講義の冒頭に講師がこう言った。
なぜ、Excelを勉強するのでしょうか?
それは、Excelがワープロではなく、表計算ソフトだからです。
Excelを方眼紙としてではなく、表計算ソフトとして正しく使用するために、
Excelの基礎を学習するのです。
そのときはピンとこなかったが、
研修を終えて、言葉の意味を実感した。
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/uploads/2019/01/review_man_star5-2.png?w=1256)
Excelってすごい!
そして、
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/uploads/2019/01/yaruki_moeru_businessman-2.png?w=1256)
これは社内のみんなで共有しなければ!
それから、
ガチ文系の私の、Excel上達への道が始まった。
コメント
[…] 2年前、 Excelはワープロではない! と気づいた(それが、このブログ)。 […]