2017年4月。
「55歳(2018年4月)までに、会社を辞める」
そんな目標をたて、起業に関する本ばかり読んでいた。
独立するにしても、したいことがなかったのだ。
あの頃、最初に読んだ本が、
マイケル・E・バーガー著『はじめの一歩を踏み出そう』だった。
なぜリスクをとって起業するのか?
そこから考えて起業しよう、
というのが著者の主張だ。
起業は人生の目標ではない。
あくまで手段だ。
朝早くから夜遅くまで身を粉にして働くことで事業を成功させるのが、最終目標ではない。
だから第一段階は、
事業の究極の目標は人生の目標。まずはそれをはっきりさせる
ことだという。
最初に、
自分にとって幸せとは何か?
それをとことん考える。
そして、それを実現するために、
起業しないといけないのかどうかを見極めるのだ。
雇われるということは、
自分の時間を切り売りしてお金に換え、
生活することだ。
起業は違う。
自分の知恵と度胸で成功を勝ち取り、
幸せを手に入れようとするのだ。
ただ起業には大きなリスクがある。
だから起業するかどうかはその人次第だ。
そう、だから自分はどうしよう?
あれこれ悩んでいるうちに、
もう1年、いや2年が過ぎようとしている。
ただ最近になって、
「そんなこと考えたって答えは出ないんじゃない?」
と思うようになった。
やりたいならやる。
やるなら四の五の言わず、迷わずに、
はじめの一歩を踏み出そう!
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[…] 2冊めは、大賀、苅田氏の共著、 『起業の教科書』 だ。(1冊めはこちら) […]