世界初のコンピュータが、この世に生まれたのが1946年(昭和2年)。
場所はアメリカのペンシルベニアで、
名前はエニアック(ENIAC)。
そのわずか10年後の1956年(昭和12年)。
AI(人工知能)という言葉が初めて、
アメリカのダートマス会議で使われました。
それから、
今年(2020年)でもう64年になります。
ご覧のとおり、その間、
期待されては挫折、
期待されては挫折と、
山あり谷あり、
まるでわたしの人生を見ているようで胸が痛みます。
波乱万丈の人生を送った理由はなにか?
いや、わたしではなくてAIのほうです。
いろいろあったのですが、一言でいうと、
AIっていろいろ素早くやってくれるけど、
そのために人間がものすごく大変な作業をしないとダメなので、
意味なくない?
ということなのです。
知識を入力すれば、
新しい組み合わせを素早く見つけてくれるけれど、
そのためには知識をたくさん入力しなければいけない。
その発見も、限られた環境でしかできず、
そういう環境設定もしてあげなければいけない。
人は、未知の問題に出会った場合、
これまでの経験からなんとか答えを出そうとします。
経験という過去のデータを学習して、
未来に活かしているのです。
これって、AIにはできないの?
それができたんです!
2010年代に入って外部環境も整い(*1)、
人が学習するように、
機械(コンピュータ)がひとの手を借りず自分で学習する
「機械学習」が登場!
それを口火にAIの第3次ブームが到来!
まさに、三度目の正直です!
さらに、
2012年に、
「AI50年来のブレイクスルー」といわれる
「深層学習(ディープラーニング)」が鳴り物入りで登場しました。
果たして、
ディープラーニングはインターネットのように、
基礎的技術となり世の中を変えていくのか、
乞うご期待!
詳細は、
『ディープラーニングG検定公式テキスト』
に詳しいので、ぜひご一読を。
コメント
[…] というお話をしました(前回のブログは、こちら)。 […]