「元祖・理系女子(リケジョ)」-遠藤寛子『算法少女』で和算小説の世界へ!

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2020年6月1日オープンの金沢港クルーズターミナルまで散歩(6月20日土)

わが国独自に発達した数学、
「和算」に興味をひかれ、
鳴海風和算小説のたのしみ(岩波科学ライブラリー)
を購入した。

2008年刊なので少し古い

本書は「和算」をテーマにした小説のガイドブックで、
小説を通して和算の概要をサクッと知りたい、
というムシのいい考えにぴったりだ。

まずは、
児童向けで読みやすい、
ということで、
遠藤寛子著『算法少女』を選んだ。

ちくま学芸文庫で復刊された

FMラジオJ-WAVEの「BOOK BAR」という番組で、
女優の(あん)さんも紹介していた。

YouTubeより。ラジオは2018年9月22日放送。

(下世話な話だが、この前の不倫騒動の被害者としてよく名前が出ていた。)

で、本作は、
安永4年(1775年)に出版された同名の和算書を題材にしており、
のちにコミック化、アニメ映画化もされている。

amazon商品ページより。評価は良いが、絵柄が子供向け?

ストーリーは、
父から算法の教育を受けていた町娘あきが、
算額の誤りを見つける。
それが、久留米藩主の耳に入り、
あきを姫の算法指南役にしようとしたが、
思わぬ横やりが入り、
騒動が持ち上がる・・・。

わかりやすい展開に、
「和算」のエッセンスをちりばめ、

「和算って初めて」

という大人にもおすすめできる一冊だ。

もちろん、
小説を読むだけでは数学の勉強にはならないが、
Youtube でダラダラ動画を見ている時間を充て、
数学に触れる時間を増やしていきたい。

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