「令和」最初の一般参賀に平成超え14万人
宮内庁によると、天皇陛下の即位を祝う令和最初の4日の一般参賀には、平成への代替わり時を3万人以上超える14万1130人(速報値)が訪れた。(5月4日共同通信)
今、日本中が祝賀ムードに包まれている。
そんななか、改めて、
について知りたくなった。
昨年(2018年)夏、伊勢神宮にお参りした。
しかし、日本人の心のふるさとと呼ばれる「お伊勢さん」に来ているのに、
なにひとつ感慨が湧いてこなかった。
それは多分、観光気分でお参りしていたからだ。
正式な作法でお祈りしていた外国人を見て、
日本人として少し恥ずかしい思いになった。
あのときの反省も踏まえ、
今回の代替わりはいい機会だ。
しっかりと日本のことを勉強しよう。
そこで、
日本最古の歴史書である『古事記』を読むことにした。
天皇の根拠を明らかにし、それを子々孫々に伝えることが目的だ、
という本書をひもとき、
天皇の由来、日本とはなにかについて考えてみたい。
ただ、いきなり原文はムリだ。
現代語訳も出ているが、神様の名前ばかりで挫折しそう。
そこで目をつけたのが、マンガ。
里中美智子の
『マンガ古典文学 古事記』(上・下2巻)。
最近文庫版が出版された。
併せてamazonでベストセラーになっていた、
ふわこういちろうの
『まんが古事記』
も買った。

こちらはKindle版もある
神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる。(J・トインビー)
という。
今読み進めている
『サピエンス全史』でも、
膨大な数の見知らぬ人どうしも、共通の神話を信じることによって首尾よく協力できるのだ。
と神話の重要性を訴えている。
よし、決めた。
マンガの次は現代語訳にチャレンジし、
日本人とはなにか、
腹落ちするくらいまで考えてみたい。