3年前の春、職場の後輩が会社を辞めてカナダに語学留学したのを思い出した。
そのときは、
気軽でいいなあ、
と思っただけだったが、
あらためて、
ずいぶん思い切ったんだな、
と思った。
日本の若者の多くは海外留学を望んでいないのだ。
昨年(2018年)2月22日、
OLを辞め、単身カナダ・バンクーバーに語学留学したAKOさんのセミナーを聴講した。
後輩と同じような境遇だなと興味を持ったのだ。
なぜ、留学なのか?
高給取りになるには「英語力」が必要だと思いました。
それから、毎日残業し、節約して留学費用を貯め、
会社を2年で退職。
そして、150万円をポンと払い、
着の身着のまま、トランク一つで海を渡ったのです。
金持ちになるために留学?
楽して楽しく生きたいと思ったんです。
私のモットーは、You only live once.
人生は一度きりです。
失敗して後悔するより、
やらなかったことを後悔します。
語学留学のつもりで行ったが、
それより大切なものを見つけたという。
向こうではいろいろあったのですが、
楽しくて半年の予定が2年半の滞在になりました。
自分の環境を変えて、ずいぶんたくましくなったそうだ。
最後に話がいきなり、私の興味分野に飛んだ。
これからは、ブロックチェーンで世界を変えたいんです。
いきなり大きな話が飛び出し驚いた。
Bitcoinなどの仮想通貨の話ばかり先行しているが、
ブロックチェーンはさまざまな可能性を秘めている「ニュー・テクノロジー」だ。
(ブロックチェーンのやさしい解説書は、こちら!)
ずっと日本にいると得られない視点だな
と感心した。
現状を変える一番の方法は、環境を変えること。
頭ではわかっていても、
会社勤務を続けて自分を変えたいと思っているだけでは何も変わらない。
簡単な話だが、難しい。