ポストコロナ時代のビジネスモデルとは?ー『アフターデジタル2』読書ノート

めざせ!AI スペシャリスト
コロナ時代の趣味のひとつ、cooking。テリたまチキンサラダ!

コロナの時代になって、
ヒトが集まるところには行けず、
ヒトとの接触も避けるようになり、
ヒトの行動パターンは大きく変わった。

その一方で、
あらゆることがオンライン化されるので、
リアル(オフライン)はかえって貴重なものになった。

この相反する現実に対して、
『アフターデジタル2 UX(*)と自由』は、

最近のベストセラーのひとつ。

OMO(Online merges with Offline:オンラインとオフラインの融合)をキーワードに、
新たなマーケティング戦略を説く。
  * UX(User Experience)とは、ヒトがモノやサービスに触れて得られる体験や経験のこと。

最近、
DX(デジタルトランスフォーメーション)、DXといって、
データの重要性がうたわれているが、
データは、
持っているだけでは、漏えいリスク管理コストのみがかかる「負の財産」で、
活用しないと意味がない。

では、どう活用すればよいのか?

もともとオフラインだった行動が、
オンラインになることでデータ化する(=行動データ)ので、
お客さまを「属性」ではなく、
状況」で把握できるようになる(=状況ターゲティング)。

それを活かし、
モノを売るのではなく、
体験型ビジネスOMOの考え方で運営し、
UX向上につなげる。

そうすれば、
LTV(Life Time Value顧客生涯価値)を高めることができ(=バリュージャーニー)、
この激変する時代を生き残れる、という。

一読して、

なるほど!

と思い、
今さらながら、UX体験型ビジネスについていろいろ調べたりした。

しかし、
これは企業サイドの話。
消費者の立場からみればどうだろう?

コロナの時代になって、
最近、わたしは、
遠くやヒトの集まるところに遊びに行けず、
金沢市内や近郊をひたすら歩いている。

最近見つけた「しおさいロード」。ステキな散歩道だ!

その際、
スマホアプリやapple watchのようなウェアラブル端末で、
歩数や距離、心拍数などがわかる。

でも、その行動データ(完全な個人情報!)が
アプリ提供元に把握され、
マーケティングに使われるのは、スッキリしない。

タイトルにある「自由(freedom, liberty)」について、
ひとりの消費者として、
いま一度、考えてみたい。

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