2007年1月、ここ北陸に移り住み、金沢駅前にワンルームマンションを購入。
諸費用込みで約12百万円だった。
狭かったが、駅から徒歩3分という立地に惚れて即決した。
駅前なら、いつでもそこそこの値段で売却できる。
しかし、当然住みにくい。
会社から帰って寝るだけの箱。
週末は、ほとんどひとり旅で「外泊」していた。
それが、2013年11月。
部屋を考える会著『部屋を活かせば人生が変わる』という本に出会った。
衝撃を受けた。
部屋には、人生を変える力があります。
あなたがこれからどんな人生を送るのか。
そのすべては、あなたの部屋にかかっています。
冒頭のあおり文句に、
「ほんまかいな⁉️」
とツッコミを入れつつ、続きを読むと、
部屋が変われば、あなたの意思は自然に強くなり、
眠っていた能力が引き出されてくるからです。
「そんなはずないやろ‼️」
とツッコミも厳しさを増したが、
「ヘヤ活」する(部屋を活かす)とは、
「道」が通り、
「流れ」のある部屋を作ること、です。
「えっ⁉️」
「なにゆうてるかぜんぜん分かれへんねんけど・・・」
けど、このフレーズが、
なんか響いた。
その本買って、一気に読んだ。
読んでこうおもた(思った)。
リノベーションしよう❗️
人生やり直そう❗️
(まあ、その頃いろいろあったわけです。)
ちょうど50歳、人生の折り返し時期でもあった。
やるなら本格的にやろう。
そう決めて、プランニングに半年かけ、
2014年6月、内装を全部ぶっ壊し、一からリノベーションした。
予算は4百万円。
部屋は収納場所ではなく、生活する空間だ。
コンセプトは、最低限の機能をもった箱、
「屋根のある空き地」。
モノは最小限にしようと決めた。
まず室内のドアをなくし、
玄関からベランダまで一直線の「道」を通し、
「流れ」のある部屋にした。
できた空間はこんな感じ。
これはキッチン。
で、あれから、もう4年。
人生変わったんやろか?
ーあんまり変わってない気がする。
「ヘヤ活」足れへんのかも。
ソロ活やらヘヤ活やら、
人生、やることいっぱいやん!