
セブンイレブンのロゴ、描けますか?
先日、京都で参加したAIセミナーでのことです。

えっ⁉️
てっきり、レジメどおりの講義が始まると思っていたので、
虚を突かれました。

たしか、まんなかに大きく7の数字があったはずだけど・・・。
だれも、はっきりとは思い出せません。
やがて、目の前のスクリーンにロゴが映し出され、
みんな、
あっ、そうそう、こんな感じだったわ
となったのですが、
講師の次のひとことで凍りつきました。

ELEVENの最後のNは小文字のnですよ。
えっ⁉️
よく見ると、たしかにそうです。

©️セブンイレブンジャパン
なんでいままで気づかなかったんでしょう?

なんとなく「見る」と診断士の目で「観る」のとは違うのです。
この講義のテーマは、
「AI 時代に中小企業診断士に必要な能力とは何か?」
です。

でも、それがAIと何の関係が❓
たとえば、
社長のあちこち飛ぶ断片的な話やあいまいな表現から、真意をくみ取る「聴く力」
社内をひと回りしただけで、指導の成果が出そうか感じ取る「予感力」
講師の話が続きます。
社長があなたを信頼して、指導どおりに動いてくれる「人を動かす力」
これらはみんなことばにできない、
つまり、マニュアル化できない能力です。
これを暗黙知と呼びます。
そうか、
この暗黙知がAIに代替されない力ということなのか。
腑に落ちました。
でも、それと同時に、

人間っていったい何なんだろう?
AIという比較対象が出てきたおかげで、
AIのことを考えると、
そんなことを考えてしまいます。