ネットはオバケ!?ー『暗号解読』(サイモン・シン著)を読めば大丈夫!

めざせ!AI スペシャリスト

インターネットは怖いから使いません。

えっ⁉︎

たしかに、ネットは便利ですがリスクもあります。

ただ、

なんだかよくわからないから怖い

というのでは、オバケを怖がるのとおんなじです。

リスクを理解したうえで、インターネット等のITを活用する能力を、
ITリテラシー」(または「情報リテラシー」)
といいます。

とくに「セキュリティ」に関して、技術的な知識を理解するのは必須です。
ただ、それが一般の人にはハードルが高いため、
インターネットがオバケ化してしまうわけです。

そこで、おススメなのがこれ!

暗号解読(上) (新潮文庫)
新潮社
¥825(2024/04/09 05:50時点)
上下2冊あります!

原著が1999年発行と少々古いうえに大部なので、二の足を踏むかもしれませんが、

「むちゃくちゃおもしろい!」

のです。

まず、サイモン・シンの筆力がすごい。
ベストセラー『フェルマーの最終定理』の著者が、
高度な内容を、ずぶの素人にもわかりやすく説き明かしてくれます。

それだけではありません。
暗号にまつわる数々のエピソードが、ひとつひとつ人間ドラマになっていて、
歴史小説のような感動を生んでいるのです。

しかも、現在ネット通信で使われている公開鍵暗号方式の誕生秘話や、
未来のコンピューターといわれる量子コンピューターまでカバーしています。

まさに、

「セキュリティ学習入門に最適なテキスト」

なのです。

そして、読後には、
映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014・英)
がおススメです。

イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 Blu-ray
ギャガ
¥2,200(2024/04/09 05:50時点)
DVDもありますし、amazon prime videoでも視聴可!

舞台は、第二次世界大戦のヨーロッパ。

ナチス・ドイツが用いていた暗号機「エニグマ」の暗号文は解読不能と言われ、
連合国側の被害は甚大で、しだいに敗色が濃くなっていきます。

しかし、この難解な暗号文を、天才数学者、アラン・チューリングがついに解読!
連合国を勝利に導いたというお話です。

『暗号解読』でもエニグマの話には多くのページが割かれており、
事前に本を読んでいれば、おもしろさも2倍!

ここまでくれば、セキュリティの勉強はバッチリ!
もう、インターネットはオバケではありませんね!

暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3)
新潮社
¥781(2024/04/09 05:50時点)
下巻もありますが、上下一気に読めます!

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