2019年11月1日、金曜日。
消費税増税から1カ月がたった。
増税といっても、食料品は軽減税率の8%のままだし、
キャッシュレス還元2%(5%)で、実質税負担が増えてはいない。
しかし、税率10%のインパクトは大きい。
たとえば、
あさってから始まるAIスクールの学費792,000円の振込。
指定された振込口座はみずほ銀行だった。
なのですぐにネットで口座開設手続きをした。
10日後、キャッシュカードが届き、
ゆうちょ銀行など複数の銀行から現金を引き出し、
みずほ銀行富山支店のATMで入金。
そして、
10/28 キカガクに792,000円、
ネットバンキングで振り込んだ。
振込手数料は、本支店なので0円!
これが、
たとえば地元の地方銀行の北國銀行を使えば、
窓口なら880円、
ATMなら770円、
ネットバンキングで550円、かかる。
日本最大の地方銀行の横浜銀行なら、
ATMで550円、
ネットバンキングで440円、かかるので、
北國銀行が特別高いわけではない。
店舗を持たない分手数料が安いネットバンクのジャパンネットバンクでも、
275円かかるのだ。
たかが数百円のためにこんなに労力を使うのか?
そう疑問に思うかもしれないが、
同じ経済行為なら、
価格を唯一のシグナルとして選択すべきだ。
政府が、
モノやサービスに1割もの税金をかけるのなら、
消費者は、
モノの値段にものすごくシビアになって自分を守るしかないのだから。
そして、その後の日本経済に待っている未来は?
10月の家計ノートを締めたら、
変動費(食費などの生活費)出費が、例月の半分になっていた。
多分、そういうことだ。