2020年10月18日、日曜日。
インディアンサマーのいい天気になった。
今日は「いしかわ文化の日」で、
県内の対象文化施設が県民なら入場無料になる。
さっそく出かけてみることにした。
まずは「泉鏡花記念館」。
11月8日まで、
企画展「泉 鏡花 × 金井田英津子『絵本の春』原画展」が開催されている。
金井田英津子(かないだえつこ)は、
近代日本文学の画本制作が有名で、
萩原朔太郎『猫町』内田百間『冥途』夏目漱石『夢十夜』
などの作品があり、
どれも手元に置きたくなる。
とくに、
『絵本の春』(朝日出版社)は、
金沢の情景も描かれていて興味深い。
展示されている50点の原画を堪能し、
次に、
少し足を伸ばして、
「金沢くらしの博物館」に向かう。
ここでは、
「市電が走った時代」という企画展が行われている(11/15まで)。
金沢にも、
昭和42年まで市電が走っていて、
けっこう充実した路線を誇っていた。
となりの富山市には現在も路面電車が残っているので、
金沢も残す方法はなかったのか?
と、残念だが、
とりあえず撮影コーナーで自撮りを敢行し、
せめてもの気分を味わった。
今日はいろんな目新しいものに触れ、
気持ちが高揚したのか、
歩数は23,000歩を超えた。
家に戻っても、気持ちはたかぶったままで、
kindle版の
『「明治」という国家』(司馬遼太郎)を購入。
今日はAIの勉強を離れ、
もう少しカルチャー気分のままでいたい。