Excelにマクロってあるよな
そんな程度の認識だった。
それが、たまたま社内で紹介したところ、
おもしろい!
と反響があった。
文系出身者には、
Excelの機能を覚えること=Excelが使えること、
であって、
この機能、こうならもっと便利なのに、
と自分でカスタマイズするなんて思いもよらないことだ。
それが、クリックして記録するだけのマクロの存在を知って、
これなら自分にも使えるかも、
と思ったのだろう。
オフィス部門の定例業務の自動化は、
なにもRPA(Robotic Process Automation)を出すまでもなく、
最近の流行だ。
ただ、VBA(Visual Basic for Application)は、
プログラミング言語なので、簡単には手を出せない。
その一歩手前の、
「マクロの記録」だけでここまでできる、
ということを深掘りしたい。
まずはkindle unlimited で読める
『できる Excel マクロ&VBA』
をチェック。
全10章のうち、最初の3章だけで少し物足りないが、
ていねいな説明で入門編としてはいい。
できることは限られているが、
中小企業へのRPA提案トークのネタにはなる。
このあとネットや本屋でいろいろ素材を探してみよう。
そして、そのあとはVBAには行かず、
Python でExcelを自動化するのをマスターしたい。
買ったままの(そんなんばっかり!)
『退屈なことはPythonにやらせよう』
にもExcelシートの章があるし、
最近日経BP社から出た
『Excel x Python 最速仕事術』
も見てみたい(未購入)。
オフィスの労働生産性を上げよう、
というのはわが国の喫緊の課題。
この分野のニーズ、ますます高まるだろうから、
勉強しておいて損はない!