最近、悲惨なニュースが多い。
みんな「怒り」を抑えきれず、行動を起こしてしまう。
2019年8月26日、日本経済新聞朝刊に
怒りの正体 学んで制御
感情に身任せ後悔…講座で「自分変えたい」 訓練で「許せる範囲」広げる
という記事を見つけた。
すぐに怒ってしまう自分を変えたい
と願う人向けに開く講座のドキュメンタリーだ。
![](https://i0.wp.com/uncle-kanazawa.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/ojisan.png?w=1256)
「怒りをコントロールすることは今まで学んだことがない」
ある中高年の参加者がいう。
たしかに、怒りっぽいのは自分の性格で、しょうがないものだと思っていた。
しかし、記事の中で和田秀樹氏が、
「現代は人々が怒りやすい環境である。」
「技術の発展で便利な社会となったが、一方で不便さへの耐性がなくなった。」
と指摘していた。
AIはじめ最新技術がものすごいスピードで社会を変革していくのは、いい面だけではないということだ。
それでは、どのようにして怒りをコントロールすればよいのか?
アンガーマネジメントの実践としては次の3つの観点から怒りにアプローチするそうだ。
1.衝動のコントロール
怒りのピークは6秒間。なので衝動は6秒間我慢する。これがいちばん大事。
怒りのピークは6秒間。なので衝動は6秒間我慢する。これがいちばん大事。
2.思考のコントロール
こうあるべきだ、とか、こうすべきだという「べき」をできるだけ捨て、
まぁ許せるかという許容範囲を広げていく。
こうあるべきだ、とか、こうすべきだという「べき」をできるだけ捨て、
まぁ許せるかという許容範囲を広げていく。
3.行動のコントロール
怒っても変えられないことは、しょうがないことと割り切る。
怒っても変えられないことは、しょうがないことと割り切る。
いきなりぜんぶは難しいが、
まずは、怒りを感じたら深呼吸して6秒間やり過ごすように意識していきたい。