「日本の住所は長すぎる!!」
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「Tech Crunch Japan」2019年8月19日の記事に目が止まった。
「カーナビに住所を入力するとき、日本の住所の長さを考えると手間だし効率が悪い。」
英国のスタートアップwhat3wordsのCEO、クリス・シェルドリック(Chris Sheldrick)氏が語る。
たしかに入力は面倒だ。
「200年前の技術のほとんどは既にディスラプト(※)されているが、住所に関しては当時と変わりない。」
※ ビジネスの場では「破壊による変革」といった意味で使われる。特にテクノロジー分野においては、今までと同じ形態をとっていては生きてはいけない。
現在、日本に「銀座」という住所はどれだけあるのか?
「われわれが提供する『ジオコーディングシステム』は、地球上を57兆個のマス(1マス3x3m)に分割し3単語で表現する」
たとえば、
外苑前駅の1a出口を表す3つの単語は「かいいん・にぎやか・できる」。
このようにピンポイントで場所を特定できるという。
この新技術はすでに実用化されており、メルセデス・ベンツやドミノピザなどに採用されている。
日本でも、来年の東京オリンピックに向け、多くのトラベルガイドと商談を進めているそうだ。
既存の枠組みを当然と思わず、疑ってかかってみる。
分かっているつもりだが、目からウロコ的な記事だった。
いま、自分が学習しているAIでなにができるのか。
まずは身の回りを見直してみよう。