世の中には正規分布があふれていて、
正規分布はμ(平均)とσ(標準偏差)がわかればすべてわかる。
とはいうものの、
いちいち計算するのはめんどくさい。
なので、
正規分布に従うならどんな場合でも使える「標準正規分布」を設定して、
その数表「標準正規分布表」を作れば、
正規分布を標準正規分布に変換して、
その標準正規分布表に当てはめると(標準化)、
かんたんにすべてがわかる。
『マンガでわかる統計学』では、
正規分布の式を出すと、筆者の感覚では、だいたいそこで読者の半分は脱落してしまいます
と怖いことを言っているが、
たしかに、
ここまでの話を数式化すると、こんな感じになる・・・。
しかし、本書の真骨頂は、
この難しい(でも最重要❗️)しくみを、
お茶をにごさずに、
あの手この手でわかりやすく説明してくれるところだ。
ぶっちゃけ、
しくみを理解しなくても、
Excelで計算できるのだが、
Z(標準化変量)は、STANDARDIZE 関数で、
確率は、NORM.DIST関数で一発‼️
学習を進めるうえでは避けては通れないところ。
飛ばさずにじっくりゆっくり進めたい。