2019年8月8日、木曜日。
楽しいイベントに参加した。
銀座最大の商業施設「銀座シックス」の蔦屋書店で催された
『VR原論』刊行記念 服部桂xGOROman講演&トークセッション
というものだ。
最近はやりのVR(Vartual Reality : 仮想現実)。
この『VR原論』は、約30年前の1991年5月にVR本『人工現実感の世界』として発行されたものの再版だ。
今日はその著者服部桂氏と、
『ミライのつくり方2020―2045 僕がVRに賭けるわけ』の著者GOROman氏が、
VRについて話したり実演したりする。
イベントは19時半にスタート。
まずは、服部氏からVRの歴史の解説。
今日のテーマは「世界の中心でVRを叫ぶ」です
といきなりギャグから始まり、少し会場の雰囲気が和らぐ。
トークの端々に幅広い見識を感じさせるが、
毒舌風のギャグもちりばめられ、
聴いているほうも面白かった。
そのあと、GOROman氏のVR実演があった。
前のスクリーンに、
大日本印刷とのコラボによるバーチャル店員を映してみせたり、
実物のロボットを動かしてみたりと、
こちらも楽しめた。
「VRは、ゲームをするためのものでなく、新しいコミュニケーション・ツールなのです。」
最後に服部氏が総括する。
「2014年3月にFacebookが、Oculus VR社を20億ドルで買収したのもそのためです。」
VRは、
人と人とのつながりかたを根本的に変えていく可能性を秘めている。
そこにフェイスブックも大きく賭けているのだ。
引き続き、今後の動きをウォッチしていきたい。