JR新宿駅西口は迷路だ。
いつ来てもなかなか地上に出られない。
5分ほどうろうろして、ようやく脱出できた。
目指すは「WakaLabo新宿」。
炎天下のなか、駅から10分かけてようやくたどり着く。
しゃれた名前だが、古びた小さな雑居ビルの5階にあった。
これから、和から株式会社主催の
「統計超入門セミナー - 目で見てわかるビジネス統計学 -」
「機械学習超入門セミナー ~ 機械学習の手法を大まかに学ぶ ~」
(それぞれ1時間半・無料)を受講するのだ。
日曜の午後だが、けっこう受講者がいる。
女性も多い。
統計学のすそ野が広がったのは、
2014年のビジネス書大賞(経済書部門)
「統計学が最強の学問である」(西内啓・ダイヤモンド社・2013/1/24刊)
のおかげだという。
「最強のデータ分析組織ーなぜ大阪ガスは成功したのか」(河本 薫・日経BP社・2017/11/24刊)
では、専門のデータ組織分析チームが事業部門とタッグを組み、
データ分析でイノベーションを達成する苦労話やノウハウを、著者の分析チーム所長が熱く語っている。
AI・機械学習の興味から来てみたが、
統計学はビジネススキルの一つとして広く認識されているらしい。
さて、今回のセミナー、よかったのか?
そもそも無料セミナーじたいセールスだ。
そのため講義の目標は、
統計学って面白いし、役に立つ!
という認識を受講者に持ってもらうことだ。
そうしないと、営業色を隠してメインの有料講座の紹介につなげられない。
今回はそこの流れもばっちりで、違和感なくセールス部分も聞けた。
有料講座のうち、お値段は張るが(約10万円!)、
「アメリカ式(*)統計学(統計検定2級範囲)」(全12回毎土曜・8月開講予定)
に食指が動いた。
コスパ考えたら、受けるなら絶対これだ!
だけども問題は、東京までの交通費。
地方在住者にとって、まずはそこ!
(*)アメリカ式とは、講師がアメリカで学んだ方式で講義するという意味。別に、日本式統計学があるわけではないとのこと。
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[…] 河本氏といえば、 みずから大阪ガスでデータ分析を事業運営に反映させ、 大成功をおさめた実績を持つ。(『最強のデータ分析組織』以前紹介したブログは、こちら) […]
[…] (セミナー受講の模様は、こちら) […]