独学の基本は時間管理。
なかでも1日のスタートである朝の過ごし方は重要だ。
本書『朝1分間、30の習慣。』(マツダミヒロ著)では、
朝起きてすぐに
「今日、どんな1日にしたい?」
と自分に問いかけることから始めようと提案する。
自分と向き合う時間を1分つくるだけで人生の質はぐっと上がる。
そのための30の習慣とはなにか?
そのうち、いくつかを紹介したい。
朝1分の「プラチナタイム」
朝の目覚めた瞬間こそ、1日の方向を決める大切な時間。
この時間をどう使うかで、その日の充実度が変わる。
例えば、こんな質問をしてみて。
- 「今、どんな気持ち?」 → 自分の状態を知る
- 「どんな1日になったら最高?」 → ゴールを明確にする
- 「今日の楽しみは何?」 → プレジャーリスト(自分がワクワクすることリスト)を作る
- 「叶えたいことに近づくために、今日できることは?」 → 重要なことに時間を使う
朝のルーティンをつくる
「朝、何をしたら幸せを感じる?」と考え、それを習慣化しよう。
- 本を読む
- 瞑想する(質問瞑想:「今日、何を大切にする?」と唱える)
- アファメーション(なりたい自分を言葉にする)
- 体の声を聞く(ゆっくり深呼吸しながら全身をスキャンする)
時間を「意図的に」つくる
「時間が空いたら〇〇しよう」は、ほぼ実現しない。
仕事や予定を優先するばかりで、「自分の時間」が後回しになりがちだから。
なので、手帳に「自分のための時間」を書き込んでみてはどうか。
例えば、散歩の時間、カフェで本を読む時間、リラックスの時間をあらかじめ予定に入れておこう。
仕事の効率を上げる2つの方法
- ポモドーロ・テクニック:「25分集中+5分休憩」を繰り返す。
(参考)TIME TIMER MODを使ってみては、どう?
- デフォルト・モード・ネットワーク:(ぼーっとする時間)を意識的にとる
プレジャーリストでビジネスのヒントをつかむ!?
何をすればいいかわからないという人は、自分の「好き」にヒントが隠れている。
「今、興味があることは?」と自分に問いかけ、メモに書き出してみよう。
そこにビジネスのヒントがあるかも!?
感謝と喜びの習慣をつける
人は誰かに感謝したり、喜ばせたりすることで、自分自身も幸せを感じられる。
- 「今日、誰に感謝したい?」 → ありがとうを伝える
- 「今日、誰を喜ばせたい?」 → 小さな親切をする
感謝の気持ちはエネルギーとなり、人生をより豊かにする。
人生の主役はあなた!
自分と対話し、自分で考え、選び、行動することで自分の人生をデザインすることが大切。
朝1分、自分に問いかける習慣をつくることで、主体的に生きる力が身につく。