「ひとつの学問の世界に入っていくとき、まず何よりも必要なのは、その世界全体のパースペクティブを手早く頭の中に入れてしまうことである」
知の巨匠・立花隆は、
『ぼくはこんな本を読んできた』(1995年12月初版・文藝春秋刊)の「体験的独学の方法」(初出『経済セミナー』1975年6月)のなかで、こう言っています。
具体的には、
「私はまず大金を持って神田の書店街にいく」
そして、
「金に糸目をつけず、本を買う」
では、どんな本を選ぶのでしょう?
具体的には、
「教科書的入門書を三冊ぐらい」
それが済んだら、
「一般向けの軽い解説書を四、五冊」
「その学問の歴史、学説史、思想史が分かるものを一冊」
各論的なものとして、
「自分の最も興味が持てそうなテーマで、自分の歯が立つ程度の内容のものを一冊」
最後に、
「そのジャンルの専門辞典、年鑑のたぐいを一冊求めておくとよい」
ということだそうです。
それではさっそくamazonのサイトにいきましょう。
えっ? 大きな本屋に行くんじゃないの?
そう思いましたか。
そんなあなたは都会人?
そもそも地方在住者には、そんな選択肢はありません。
今ならだれでも、神田にあるような「大きな本屋」ではなく「ネット」でしょう。
ネット検索で当たりをつけて、amazonで買う。
暖かい部屋でコーヒーでも飲みながら、
サクッと選んでいきましょう。
その結果、
「A I Specialist」をめざす私が買った本は、
23冊で49,454円!
クリックだけで買えるので、
ちょっと買い過ぎました。