金沢は「金(ゴールド)」の町!?ー金城霊澤(きんじょうれいたく)とか金箔ソフトとか

おじさんの金澤

私が住んでいる金沢。
「金」がついて縁起がよさそうだ。
なんでも金沢の町名は「芋掘藤五郎の伝説」に由来するという。

その伝説の中で、藤五郎が芋を掘り、近くの沢で洗うと砂金が採れたというくだりがある。
その「洗いの」が今でも残っているそうだ。

兼六園の南東(裏手)にある金沢神社の鳥居をくぐる。

すぐ右に、立派な瓦葺きの屋根の下、四方を柵で囲まれた泉がある。

これが伝説の「金洗いの沢=金城霊澤(きんじょうれいたく)」だ。

ちょうど、ひとりの女性が泉を拝んでいた。
少し年配の彼女が拝んでいたのは、泉の真ん中にあるマンホールのふたのようなものだった。

マンホールのふた拝んで御利益があるのか?
いや、そもそもなんで拝んでいる?

そう思っていたら、今度は急に柵の周りをぶつぶつ言いながら回り始めた。
なんだ、なんだ? 何が始まった?

拝んで回って、拝んで回って・・・。
これって、昔よくあった宇宙と交信する、電波系?

いや、違うな。
あれは手をつないでサークル作ってやるもんだ。
おばさん、ひとりだし・・・。

わかった!
彼女は真剣に拝みながらも、心のどこかで悩んでいたのだ。

これって、どこが正面なの?

藤五郎にあやかりたいの。
だからわざわざ拝みにきたのよ。
でも、本当にこっちが正面なのかしら?
額がかかってるから多分間違いないとは思うんだけど、このマンホールの蓋みたいなの見てたら自信なくなっちゃったわ。
まさか向こうが正面だった、なんてことないわよね。
こんなとこ、そうたびたび来れないし。
拝み損になるのもいやだし、
えーい、面倒だわ。向こうからも全部拝んどこう。

多分、そんなところだろう。
関わり合いになると、ちょっと面倒くさそうだから、
そのまま、そっと泉を後にした。

金(gold)は人の気持ちを湧き立たせる。
伝説のように、金沢で金が採れるわけではないが、
「金箔」の生産量は、国内の99%を誇るという。
だから金箔関連のおみやげが金沢にはいっぱいある。

坂道を下ると、21世紀美術館前の店で、
その「金箔」をトッピングした「金箔ソフト」に
行列ができていた。

金箔ソフトで、いつも思うことがある。
言っていいだろうか?
味はしないだろうとか、そもそも食べるのにじゃまだろうとか、そんな話ではない。

金って消化されんねやろか?
されへんかったらどないなるんやろ?
かぐや姫的なこと起こるんちゃうのん?
翌朝、トイレで金箔に包まれた光り輝く○○○が産まれるとか・・・。

いや、これ以上はやめとこう。

(て、ぜんぶゆうてしもてるがな!)

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