IoT(Internet of Things)、RPA(Robotic Process Automation)、そして、AI。
この北陸でビジネス活用の実例は本当にあるのか?
調べてみた。
まず、IoT。
富山のシンクタンク一般財団法人北陸経済研究所発行の『北陸経済研究8月号』に、
新光硝子工業株式会社の事例が載っていた。
原価計算上重要な作業である作業日報の作成を、
ラズペリーパイ(ラズパイ)とRFID(Radio-Frequency IDentification、SUICA等に使われている技術)を利用して自動化に取り組んでいる事例だ。
実装には至っていないが、10万円を切るコストで実験中だという。
さらに、導入の敷居が低いのがRPA。
売掛金と入金明細の照合による消し込みの自動化など
人が手作業でやることを自動化する技術だ。
NTTデータのWinActorが有名だが、
地元金沢でも株式会社タスクが「ロボ社員」というRPAツールを開発・販売している。
RPAはExcelのマクロ機能の進化形で、
自動処理が目の前のPCで行われるので、効果が実感しやすい。
small startで気軽に始められる。
そして、わがAI。
高岡が本店で金沢にも店がある石窯パン工房VIVIR。
トレイの上のパンの種類・値段をカメラで一瞬に判断するレジシステムを導入している。
画像認識はAIのディープラーニングの得意分野。
それがパン屋のレジで活躍しているとは驚きだ。
調べてみるとここ北陸でも、
こんなにビジネス活用されていることがわかった。
しかし、まだまだ地元の中小企業に浸透しているとはいえない。
あくまで手段であるが、応用の範囲は広い。
エバンジェリストとしてここ金沢で広めていきたい。