マンガが好きだ!-江口寿史「すすめ!!パイレーツ」の頃と今

おじさんの金澤
著作権フリー画像だが、これじたいなんかに似てる気が...

毎月たくさん本を買う。
昨日届いた小包を開けると、
正直不動産」1〜3巻が入っていた。

不動産業界の裏を暴く社会派マンガだ。

思えば子供のころからマンガは好きだった。
ジャンプ、マガジン、サンデー。
マンガの週刊誌を友だちと回し読みしていた。

中学にあがってもマンガはよく読んだ。
あの頃「週刊少年ジャンプ」に
すすめ!!パイレーツ」というギャグマンガが連載されていた。

現在はamazonのkindleで読める

作者は江口寿史
昨年(2018年)4月30日、その本人に会った。

場所は金沢21世紀美術館のシアター21。

通称「レアンドロのプール」

江口寿史イラスト展「彼女」の関連イベントで、
本人のトークショーがあったのだ。

会場は満員御礼だった。

冒頭の自己紹介で、
「イラストレーターではなく、マンガ家の江口寿史です」
さらに、
「(今も)ギャグマンガを描きたい」
と話が続き、観客席がざわめく。

最近はあまり名前を聞かなくなっていた。
イラスト専門でマンガを描いていないからだ。
たしかに彼の描く女の子は素敵だ。

©江口寿史 展示物(撮影可)

しかし、と思う。

「もうギャグマンガは描かないんですか?」

最後の質問コーナーで、同じ質問が相次いだ。
「すすめ!!パイレーツ」(1977年)からもう40年以上経つ。
もう一度、あんなマンガを読めたら、
と観客みんな、思っているはずだ。

トークショーの相手で、
イラストレーターのたなかみさきは、
イラストに短いキャプションを入れているという。
このパターンで若い女性の共感を集め、
インスタグラム30万フォローワーを誇るそうだ。

もう江口寿史は過去の人なのか?
新しいものにはついていけない?

その答えは、ぜひ、
新作マンガで出してほしい。

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